SEO立ち上げ90日ロードマップ|ATK活用法
SEOを立ち上げ・軌道に乗せる90日の進め方を、設計・公開・改善の3フェーズに分けて解説します。各フェーズで何をするか、ATKをどう使うかを段階的に整理しました。
ATK編集部
ATKコラム編集部

目次
結論:90日は「設計30日・公開30日・改善30日」の3フェーズで進めると軌道に乗りやすい
SEOを立ち上げる際に最初から本数だけを追いかけると、方向性がずれたまま記事が積み上がり、後から大きな修正が必要になります。90日を3つのフェーズに分けて、まず設計を固めてから公開を重ね、最後に改善ループを定着させる順序が、無理なく軌道に乗せる王道といえます。本記事では各フェーズで何をするか、ATKをどのように組み合わせるかを段階ごとに整理します。
この記事が想定する読者と場面
SEO担当として新たにアサインされた方や、マーケ担当として検索流入を伸ばすことを任された方を想定しています。「何から手をつけるか分からない」「やることは分かっているが優先順位が整理できていない」という状況に特に参考になります。すでに外注でSEOを動かしていて、内製への移行を検討している場合にも、ロードマップの参考として活用できます。
なぜ90日を3フェーズに分けるのか
SEOは検索エンジンの評価が育つまでに時間がかかる性質上、短期間での結果を前提にすると計画が崩れやすくなります。3フェーズに分ける目的は、「今何を優先するか」を都度整理できるようにするためです。設計フェーズで検索意図と計測基盤を整えずに記事を量産しても、後から見直しコストが増えます。公開フェーズで一定本数を積んでからでないと、改善フェーズでの分析対象が不足します。フェーズを意識することで、チームや一人担当でも迷いなく進められます。
最初の30日の具体的な動き方は最初の30日でやることで詳しく扱っています。SEOゼロからの全体像はSEO担当ゼロからの立ち上げも参考になります。
90日ロードマップ:フェーズ別の進め方
各フェーズの目的・主なアクション・ATKの活用ポイントを以下に整理します。
| フェーズ | 期間 | 目的 | 主なアクション | ATKの活用ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 設計 | Day 1〜30 | 方向性とインフラを固める | ペルソナ設定、検索意図の洗い出し、計測基盤の接続、記事カレンダーの作成 | GA4・Search Console連携、ペルソナ別CTA設定 |
| 公開 | Day 31〜60 | 一定本数を積んで流入の種をまく | 週次で記事を公開、品質チェックの習慣化、CTA設計の並行 | カクンダーZ採点、WordPress自動公開、SNS自動投稿 |
| 改善 | Day 61〜90 | データを見ながら成果につなげる | リライト対象の抽出、CTAの改善、次クォーターの計画策定 | リライト候補抽出、CRO Copilot、Variant Lab、統合ダッシュボード |
フェーズ1(設計:Day 1〜30)の具体的な動き
最初の30日は記事を書くよりも「何を書くか」と「成果をどう測るか」を固めることに時間をかけます。
- ペルソナと検索意図の設定:誰が何を調べる段階でこのサイトに来てほしいかを言語化します。検索意図のマッピングはATKのキーワード設計機能を活用すると整理しやすくなります
- 計測基盤の接続:GA4とSearch Consoleを連携し、どのページが何の検索意図で流入しているかを追跡できる状態にします。GA4とSearch Consoleの連携で設定手順を確認できます
- 記事カレンダーの作成:90日分の公開スケジュールを大まかに引きます。詳細は後から調整しながら、まず全体の骨格を持つことが大切です。季節コンテンツカレンダーも参考になります
- 最初の記事を数本公開:設計段階でも、最低限の計測データを積むために数本は実際に公開します
フェーズ2(公開:Day 31〜60)の具体的な動き
設計が固まったら、週次で公開を重ねることに集中します。一気に量を増やすより、品質を一定に保ちながらリズムを作ることを優先します。
- 週次公開のリズムを作る:週に数本を目安に、継続できる本数を設定します。無理な本数より、品質を担保できるペースを優先します
- カクンダーZで品質チェック:ATKのカクンダーZはコンプライアンス・事実性・SEO/AIO・トーン・構成の5カテゴリで採点します。基準を下回る記事は修正してから公開します(カクンダーZの品質評価)
- WordPress自動公開の活用:担当者の確認を経たうえで、カテゴリ・タグ・内部リンクの付与まで自動化すると公開の工数を抑えられます(WordPress自動公開の設定)
- CTA設計を並行する:記事が増えても問い合わせ導線がなければ成果につながりません。ペルソナ別のCTAを設定しておきます(ペルソナ別CTAの出し分け)
フェーズ3(改善:Day 61〜90)の具体的な動き
一定本数が積み上がったら、データを見ながら成果につながる改善を始めます。このフェーズで改善の型を定着させることが、次のクォーター以降も運用を継続するための鍵になります。
- リライト候補の抽出:検索順位が上がりきっていないが伸びしろのある記事を優先してリライトします。ATKのリライト候補抽出で優先順位を整理できます(リライトsprintの進め方)
- CTAのA/Bテスト:Variant LabでCTAのA/Bテストを実施し、問い合わせにつながりやすい表現を特定します。勝者のCTAを全記事に展開することで効果が広がります(Variant LabでのCVR改善)
- 統合ダッシュボードで進捗を確認:週次ダイジェストや自動レポートを活用し、チーム・経営層への共有も効率化します
- 次クォーターの計画策定:90日の振り返りをもとに、次のクォーターのテーマ・本数・リライト優先度を設計します
ATKでの90日ロードマップの実行
ATKは検索から問い合わせ・売上を作る運用基盤として、90日ロードマップのすべてのフェーズをカバーしています。設計フェーズではGA4・Search Console連携と検索意図の整理、公開フェーズではカクンダーZ採点とWordPress自動公開、改善フェーズではリライト候補抽出・CRO Copilot・Variant Labがそれぞれの作業を支援します。週次ダイジェストと自動レポート配信で進捗の可視化も継続できるため、一人担当でも運用の全体を把握しやすくなります。カニバリ検出機能を使えば、意図せず記事同士が競合していないかも確認できます(カニバリ検出の活用)。
つまずきやすいポイントと対処の考え方
- 設計フェーズを短縮したくなる:早く記事を出したい気持ちは自然ですが、検索意図のマッピングと計測基盤の接続を省くと後から修正コストが増えます。最初の30日は「準備に使う」と割り切るのが結果的に早道です
- 公開本数の目標を高く設定しすぎる:品質を担保できないペースで本数を増やすと、カクンダーZの採点が安定しません。継続できる本数から始めて徐々に増やすことをおすすめします
- 改善フェーズまで待てない:公開直後から順位を確認したくなりますが、検索エンジンの評価には時間がかかります。60日目まではデータを蓄積する期間と位置づけ、改善の判断は十分なデータが集まってから行う方が精度が上がります
- CTAを後回しにする:流入が増えてからCTAを整えようとすると、その間の問い合わせ機会を逃します。公開フェーズの序盤からCTAを設計しておくことをおすすめします
成果の出方はサイトの状況・競合・業種によって異なり、特定の数値を保証するものではありません。上記の進め方はあくまで目安として、自社の状況に合わせて調整してください。
よくある質問
Q. 90日ロードマップは一人担当でも実行できますか?
可能です。ATKのカクンダーZ採点・WordPress自動公開・週次ダイジェストなど、繰り返し作業を自動化する機能を活用すれば、一人でも各フェーズの核心的な判断に集中しやすくなります。まずは無理のない公開本数を設定し、リズムを作ることを優先してください。
Q. 90日後に成果が出なかった場合はどうすればよいですか?
検索の評価が育つ速度はサイトの状況や競合によって異なります。90日はあくまで改善ループを定着させるための期間で、成果の出始め方もさまざまです。90日目の振り返りでデータを確認し、どのフェーズに課題があるかを特定してから次のクォーターの計画を調整することをおすすめします。
Q. 既存記事が多い場合も同じロードマップで進めてよいですか?
既存記事がある場合は、設計フェーズでリライト対象の洗い出しも行うと効率的です。新規記事の追加とリライトを並行する比率は、既存記事の品質・本数によって調整します。カニバリ検出でコンテンツの重複・競合を確認してから優先順位をつけると、修正の効果が出やすくなります。
まずは自社の改善余地を確認する
90日ロードマップを始める前に、いまのサイトがどの検索意図を取りこぼし、どこで問い合わせにつながっていないかを把握すると、設計フェーズの方向性が定めやすくなります。チーム体制の設計はSEOチームの体制設計、ROIの考え方はSEO投資対効果の計算も参考にしてください。
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よくある質問
90日ロードマップは一人担当でも実行できますか?
可能です。ATKのカクンダーZ採点・WordPress自動公開・週次ダイジェストなど、繰り返し作業を自動化する機能を活用すれば、一人でも各フェーズの核心的な判断に集中しやすくなります。まずは無理のない公開本数を設定し、リズムを作ることを優先してください。
90日後に成果が出なかった場合はどうすればよいですか?
検索の評価が育つ速度はサイトの状況や競合によって異なります。90日はあくまで改善ループを定着させるための期間で、成果の出始め方もさまざまです。90日目の振り返りでデータを確認し、どのフェーズに課題があるかを特定してから次のクォーターの計画を調整することをおすすめします。
既存記事が多い場合も同じロードマップで進めてよいですか?
既存記事がある場合は、設計フェーズでリライト対象の洗い出しも行うと効率的です。新規記事の追加とリライトを並行する比率は、既存記事の品質・本数によって調整します。カニバリ検出でコンテンツの重複・競合を確認してから優先順位をつけると、修正の効果が出やすくなります。
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